銀河鉄道999 TV版完結編 大百科(勁文社)


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銀河鉄道999 TV版完結編 大百科  

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収録・誌上VTR(第66話~111話)と999号の全停車駅
・停車駅・惑星のすべて
・メインスタッフとレギュラーキャスト紹介
・星野鉄郎の記録
・主題歌(オープニング)
・主題歌(エンディング)
・「さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅」予告
・全放映リスト
奥付株式会社 勁文社
発行 1981(昭和56)年08月05日 初版
定価650円
備考
コラムウィキペディアどころかネットも無い当時、アニメの情報は専門雑誌や、こういったケイブンシャの大百科で得るしかなく、雑誌の文通コーナーかファンクラブ紹介コーナーで同好の士を探し、実際に電話をしたり、手紙を書いて交流を得るしかなかった。
そういった意味では、当時は今より遥かに活字を読み、文章を書いて見ず知らずの人とコミュニケーションを取った時代だったと言える。
たとえそれがマンガやアニメに関することであっても、今よりは遥かに本や雑誌が読まれていたし、雑誌に投稿していたものだ。
それでも、当時でさえマンガやアニメによる「活字離れ」が危惧されていたのだから、現在が絶望的なのは言うまでもない。

例えば、Twitterで万単位のフォロワーを持つ、ちょっとしたインフルエンサー的なアカウントでも、1~2年程度でちょこちょこ入れ替わる。
私個人は普段SNSで遊んでいるヒマはないものの、Twitterアカウントのフォロー整理を毎月一度は実施しているが、1ヶ月でザックリ50~60ぐらいのアカウントが相互フォローから毎月消えている。
消えた相互さんのアカウントをいちいち細かくチェックはしないが、凍結された場合と、自分からアカウントを削除した場合と、どうも半々ぐらいのようだ(中には単にリムられる場合もあるが、そのケースは少ない)。
凍結された場合はちょっとアレだが、たとえフォロワーが数十だろうが、数万だろうが、自身がツイートした内容に反応がなくなる等、どこかのタイミングでつまらなくなってヤメるんだろうと思う。
ましてや、アカウントを削除するとなれば、よっぽどの事(ネット上でストーカーをされているとか、執拗に嫌がらせを受けているとか)がなければ、放置していれば済む問題だ。
思うに、ネット環境が一般的でなかった昭和時代の雑誌を中心とするコミュニケーションと、ネット全盛でSNSを中心とするコミュニケーションを比較するのはイササか無理があるが、大学の情報管理論のゼミでやった内容で言えば、「ゲートキーパー」理論で説明がつくようだ。
あらゆる組織には、組織の内部と外部で情報を自在にやり取りが可能なスター的な人物が存在し、これを「ゲートキーパー」と呼ぶが、このゲートキーパーを介して組織内部のメンバーに情報が共有される。
理論的な説明をすると長くなるので結論から言えば、ゲートキーパーが組織内のメンバーと無限回にコミュニケーションを取っても、ゲートキーパーが持つ全ての情報は正しく伝わらない
昭和の時代、雑誌に投稿して文通相手・ファンクラブ会員・同人誌メンバーその他を募るような人がゲートキーパーだと言えるし、Twitterで万単位のフォロワーを持つ人も、ゲートキーパーだと言えるだろう。
分かりやすくTwitterで言えば、自分自身がゲートキーパーで、組織内のメンバーをフォロワーだと考えればいい。どんなに自分が頑張ってツイートしようが、フォロワーと無限にコミュニケーションを取ろうが、自分が持つ情報が伝わらない(理解されない)ことに気付くだろう。
そこで、自分と同程度かそれ以上のフォロワー数を持つアカウントと友好的かつ発展的な交流が持てる人は、より多くのフォロワーを獲得してインフルエンサーになっていくと思うが、そうではない圧倒的多数の人は「Twitter疲れ」から離脱するのだと思われる。
また、昭和の昔と令和の現代との大きな違いは、読書量と「相手を思う気持ち」だと思うが、どうだろう。
そもそもフォロワーとコミュニケーションを持つことを考えていないアカウントも多数いるようだから、何とも言えないところではあるが。

そんなSNSのことはともかく、本書でTV版の大百科は完結したが、「さよなら銀河鉄道999」の大百科は残念ながら持っていない。
銀河鉄道999」の大百科に関しては、「さよなら」があればフルコンプになるのだが、今まで見かけたことがなかったので購入する機会がなかった。
これから先のことを考えると、コレクターとして積極的に収集するべきかどうか悩ましいところだが、「出物」があれば購入し、本サイトで「展示」しようと思う。

2020(令和02)年08月21日 私設松本零士博物館(Facebookページ)掲載内容を一部改変・加筆