パンフレット/き/銀河鉄道999エターナル・ファンタジー/東映


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銀河鉄道999エターナル・ファンタジー  

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原作・総設定時間は夢を裏切らない・・・
原作・総設定 松本零士

 前回の劇場版から17年経ちました。でも『999』の旅そのものには時間の切れ目はありません。だから今回の旅の始まりは、その1年後と言う設定です。ただし鉄郎にとっては1年でも、メーテルにとっては100万年かもしれない。彼女は時の輪を無限にめぐる女性ですから。そのメーテルが、これを最後にするつもりで鉄郎のもとへやってくるところから、この旅は始まります。今回の物語は、最後の目的地に向かっていく大きな旅の一歩なのです。
 今回の物語では、光と闇という宇宙を構成するふたつの極が登場します。光の生命である鉄郎たち人間と、闇の生命であるメタノイド。相容れないふたつの存在は、しかし、互いに生きる権利を持っている。その争いの中で鉄郎は、地球の再生、自然の再生、生命の再生に挑戦していきます。
 その中で鉄郎は、時間は夢を裏切らない、そのかわり夢も時間を裏切ってはならない、という強烈な信念を持ちます。これは、今回の物語の大きなテーマであり、鉄郎を通して伝えたいことです。今、夢がかなわなくても諦めることはない。明日の君は今日の君より強い、明後日の君はもっと強い。だから頑張れ、だから焦るな。時間の中で夢はいつかかなう、そのかわり時間に対する義務として夢を放棄してはいけない。その両方が握手したとき、夢がかなう時が来るはずだ、と。
 物語を描くということは、長い旅と同じです。それは時間の中を旅すると言うことと同じで、世代を超えて10年、20年、100年と言う時間の中で残る仕事をしたいと思っています。この物語のメッセージを忘れないで下さい。そして観客の皆さんが、いつかどこかでこの物語を思い出してくれれば幸いです。
公開1998(平成10)年03月07日
発行東映株式会社映像事業部
©松本零士/小学館・東映・東映動画
定価600円(消費税込)
備考配給収入2億円
コラム