タグ:展示, ムック, あ, アニメ画集・銀河鉄道999, ファンタスティック・アルバム, 銀河鉄道999, 少年画報社, 1980(昭和55)年
巻頭カラー | 私の夢と銀河鉄道999 銀河鉄道999に寄せて 松本零士 果てしない宇宙を走る銀河鉄道999・・・・・・。この列車は、私の夢や希望や憧れや思い出を乗せて走っているのです・・・・・・。 この『銀河鉄道999』は、僕の子供のころからの憧れや夢を託して書いている一番好きな物語です。 小さいころ、夜空を見上げると、どこまでも遠く数えきれないほどの星が見えました。きらきらと輝くその星を見ていると、それだけで僕は宇宙を旅しているような気になりました。よく考えてみると、宇宙船地球号は、それ自体が宇宙に浮かんだ、宇宙を旅する船だと気がついたのは、ずっと後になってからのことです。 それから時間は過ぎて、僕はとうとう大人になってしまいました。しかし、あのとき見た夜空に輝く星や、それを見て思い描いた夢は、タイムマシンのように時間の流れに逆らって今もあります。僕はそのころ、いつの日か自分が本当に宇宙を飛ぶ日が来ると信じていました。 今考えると、現実には残された時間が少し足りないような気がします。だから僕の代わりに、鉄郎やメーテルを銀河鉄道に乗せて宇宙を走らせることにしたのです。鉄郎少年の夢や希望や未来を乗せて、メーテルと共に果てしない宇宙を乗せて、メーテルと共に果てしない宇宙を走る銀河鉄道は、僕の昔からの夢や希望や憧れや思い出を乗せて走る列車なのです。この銀河鉄道は、正確にいうと終点がありません。それは少年の日に思い描いた夢に終わりというものがなかったからです。いつまでも僕の夢を乗せて銀河鉄道は走りつづけるに違いありません。 |
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収録 | オリジナル・ポストカード オリジナル・ポスター オリジナル・カレンダー カラー・アニメセル 銀河鉄道999スペシャル 君は戦士のように生きられるか!! シナリオ完全収録 銀河鉄道999ダイジェスト ストーリー紹介 作品リスト 放映局一覧 スタッフ一覧 挿入歌特集 誌上VTR①透明海のアルテミス(後編) 予告ナレーション特集 ゲスト声優紹介 トピックス 誌上VTR②終わりなき夏の物語(前編) 特集 思い出のアルバム 愛読者プレゼント クローズ・アップ 高木均 ロケハン紀行 山口路に999号を見た! ANIMATION NEWS 森は生きている LEIJI IN AMAZON 松本零士アマゾンを行く! |
奥付 | 週刊少年キング増刊1月20日号『アニメ画集・銀河鉄道999』 1980(昭和55)年01月20日発行 |
原作・構成 | 松本零士 |
編集人 | 小林照雄 |
発行人 | 今井堅 |
発行所 | 〒112 東京都千代田区三崎町3-3-12 (株)少年画報社 ☎東京(262)代表3501 振替・東京20260番 |
特価 | 750円 |
備考 |