タグ:展示, マンガ, か, 陽炎の紋章, 中央公論社, 1994(平成06)年, 小説中公, 1993(平成05)年
帯 | 晋作、土方らを取り巻く運命の輪が次第に狭まってゆく幕末の世相を、銃器発達史を織り込んで描く 新選組の回りでは謎の白装束”白い蛾”や荒又天示と娘弥生、浪士伝四郎らが京の巷を鮮血で染める 以前から異文化の宿命的な接触について、非常に興味があった。 これから起こるとすれば、本当の意味で本格的な遭遇接触は、宇宙空間という場所からの、外来エイリアンとの出会いだと思っている。 黒船から明治維新に至る体験に似た騒ぎを、いつの時代、人類全体が繰り広げるのだろうか、楽しみいである。自分は生きてはいまい、黒船前後も生きてはいなかった。だから、殊更にその時代に生きていた人間に、心ひかれる。 スネルという、あるいはシュネルといも書き残されている人物に、私はある種の宇宙飛行士的同志感を持っていた。 機械文明との遭遇過程と共に、それがこの作品を描こうと思い立った駆動力である。 松本零士 |
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収録 | 「陽炎の紋章」第二章 晋作の時代 |
初出 | 「陽炎の紋章」第二章 1993(平成05)年『 小説中公』10月号~1994(平成06)年6月号 |
奥付 | 中公コミック・スーリ スペシャル 陽炎の紋章 第2巻 新選組の陰 1994(平成06)年09月15日 印刷 1994(平成06)年09月25日 発行 |
著者 | 松本零士 ©1994 松本零士/中央公論社 |
発行者 | 嶋中鵬二 |
発行所 | 中央公論社 〒104 東京都中央区京橋2-8-7 振替 東京2-34 電話 03-3563-1431(販売) |
編集協力 | C・K・インターナショナル |
印刷製本 | 大日本印刷 |
定価 | 1,000円(本体971円) |
備考 | 中公コミック・スーリ スペシャルの「スーリ」は、フランス語の「Souris」(ネズミ、PCのマウス、少女やガールフレンド、微笑み等の意)だと思われる |