タグ:展示, 書籍, う, 宇宙戦艦ヤマト, 朝日ソノラマ, 1977(昭和52)年
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| 目次 | 第一章 決戦! 七色星団の攻防戦!! 第二章 神よ、ガミラスのために泣け!! 第三章 地球よ、ヤマトは帰って来た!! |
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| 奥付 | 宇宙戦艦ヤマト< 3 > ヤマト回天編 企画・原案/西崎義展 美術・設定デザイン/松本零士 協力/株式会社アカデミー 棚橋一徳 1977(昭和52)年08月10日 初版発行 |
| 構成 | 西崎義展 ©Academy |
| 発行人 | 村山実 |
| 印刷 | 凸版印刷株式会社 |
| 製本 | 凸版印刷株式会社 |
| 発行所 | 株式会社朝日ソノラマ 東京都中央区銀座4-2-6第2朝日ビル 〒104 電話 03(563)-6021 振替 東京40311 |
| 定価 | 800円 |
| 備考 | 管理人蔵書: ・1977(昭和52)年10月20日 12版発行 |
本巻でヤマトは七色星団の攻防戦に勝利し、コスモクリーナーDを受け取って地球に帰還して物語は終わるが、当時の中高生が夢中で読んだであろうこの全3巻のハードカバーは、短期間で何度も増刷が繰り返された。
単なるTVアニメの枠を超え、アニメ雑誌が登場して異例の発行部数を記録したり、AMラジオ番組で声優がラジオドラマを演ずる等、メディアミックスとしての最初の成功例ではなかったかと思う。
すぐに劇場版「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」が企画されて大ヒットし、各地に雨後の筍のようにヤマトファンクラブが誕生して「宇宙戦艦ヤマト」は社会現象になった。
折しも1960年代から1970年代にかけて日本はSFブームであり、実社会では超高度経済成長による公害と社会と産業構造の歪み、そして東西冷戦や「ノストラダムスの大予言」の関連本、それに『天中殺入門』なんて本が大ヒットしていた。
こういった混迷した世相と世紀末思想が流行していた背景があったことから、「宇宙戦艦ヤマト」はヒットする下地とその要素をすべて含んでいたアニメであった。
無論、ムチャだと思われる強行軍でアニメ製作が行われたり、強引とも思われる西崎義展氏の作品プロデュースがあったからとも言えるが、物語をここまで奥深く広がりを持たせることが出来たのは、やはり松本零士先生に負うところが大きいだろう。
異例のヒットで商業主義に傾いてしまったのは残念ではあるが、それでもこの作品を抜きにしては現在のアニメは語れない。
それはある意味、商業主義と作り手としてクリエイター側の蹉跌が、この作品の特色であると言えるかも知れない。











