タグ:展示, 書籍, う, 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち, 宇宙戦艦ヤマト, 新たなる旅立ち, 集英社, モンキー文庫, 1979(昭和54)年
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| 巻頭カバー | 監修のことば 宇宙戦艦ヤマト・プロデューサー 西崎義展 私が「宇宙戦艦ヤマト」から今回の「宇宙戦艦ヤマト―新たなる旅立ち」まで、一貫してテーマにしてきたもの、それは「愛」です。人を愛するとは、いったいどういうことなのか。古代進がかつてガミラスとの戦いの後に「戦うべきでなく愛するべきではなかったのか・・・」と考えたのを皆さんも覚えていらっしゃるでしょう。愛するものを、愛する人を守るために人は戦います。どこまでその戦いを貫けるかに、愛の強さがあるともいえるでしょう。しかし、戦いの相手も、やはり同じように愛する人、愛するものを持ち、そのために戦っているのかもしれません。この矛盾をどうすればのりこえられるのか。古代進と森雪の愛、古代守とスターシャの愛、そしてこれから育っていくだろうサーシャがめぐりあう愛・・・。 「人間は常にひとりではない、いつもだれかが愛してくれたいる。ただ時どき見失っているだけなのだ。こんな不幸なことはない。」 |
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| 目次 | 1 かよいあう勇者の心 名誉あるヤマトの期間 ゆれ動くデスラーの気持ち 島のからだに生きてるテレサ 幸せすぎるのがこわい 戦士が眠る英雄の丘 2 鬼の古代艦長代理 全員配置につけ! はりきる若き戦士たち くだけちったガミラス星 命がけの戦闘訓練 3 異変を伝える緊急入電 追え! イスカンダルを とまどう古代 思いがけない長官命令 もっとも不吉な重力星雲 ヤマトはまだか? 4 あやうしイスカンダル星 古代守の決意 命がけの友情 巨大宇宙戦艦プレアデス撃破 イスカンダルの進路をかえろ 5 わが子にささげる 出現した超巨大戦艦ゴルバ 勝ちほこるメルダーズ ひとり残ったスターシャ ああ、イスカンダル星 <スタッフ紹介> 監修 西崎義展 文 三浦清史 協力 オフィス・アカデミー A・D 小林 隆 企画・原案・製作・総指揮 西崎義展 総設定・総監修 松本零士 総監督 西崎義展 脚本 藤川桂介 SF原案 豊田有恒 監修 舛田利雄 |
| 巻末カバー | あの凶悪な白色彗星とのすさまじい戦いから1ヶ月後・・・・・・西暦2201年からこの物語ははじまる。 宿願のガミラス帝星の再興をはかるデスラーが、母なる星でみたものは、なぞの宇宙からの侵略者によって、傷つき犯された星だった。デスラー艦隊は、総攻撃をかけた。しかし、その激しい戦闘は、ガミラス星を破壊した。 双子星であるイスカンダル星は、引力のバランスを失って、守とスターシャを乗せたまま宇宙を暴走する。デスラーからイスカンダルの危機を伝える入電を受けて、ヤマトは、新たなる旅に発進する。 イスカンダルをはさんで、ヤマト、デスラー、暗黒星団との戦闘がはじまる。 |
| 奥付 | 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち © 1978 オフィス・アカデミー 三浦清史 1979(昭和54)年09月30日 第1刷発行 |
| 監修 | 西崎義展 |
| 文 | 三浦清史 |
| 発行者 | 堀内末男 |
| 印刷所 | 広済堂印刷株式会社 |
| 発行所 | 株式会社集英社 東京都千代田区一ツ橋2-5-10 〒101 電話 販売部 03(238)2781 出版部 03(230)6351 |
| 定価 | 480円 |
| 備考 |
本作は劇場版「さらば」の結末が違うTV版「ヤマト2」の続編で、当初はTVスペシャルとして放映され、後に劇場でも公開された。
時期的に劇場版「銀河鉄道999」と重なったこともあって、松本零士先生は前作ほど関与しておらず、松本色が薄い作品でもある。
そもそも、なぜ劇場版「さらば」とTV版「ヤマト2」で結末が違うことになったかと言えば、プロデューサーの西崎氏と松本先生の作品に対する考え方の違いがあって、双方でモメたことによる。
松本先生は特攻を美化してはならないという考えで、主人公である古代進を生還させるテーマを持っており、それが「ヤマト2」で活かされた形だ。
そして本作は「ヤマト2」から1ヶ月後のストーリーとなっている。
個人的に本作(厳密に言えば「さらば」と「ヤマト2」)で西崎氏と松本先生との間で生まれた軋轢が、次第に深くなったのではないか、と思う。
とは言え、劇場版「永遠に」とその続編でTV版「ヤマトⅢ」と続くので、後に著作権を巡っていわゆる「ヤマト裁判」が発生するが、この時点ではそこまでコジれてはいない。
ゆえに、リメイク版「ヤマト」シリーズで松本先生のクレジットが一切出ていないのは、いわゆる「ヤマト裁判」での和解によるものだと推察するが、「なんでヤマトのリメイク版なんかを今さら?」と思ったし、今でもそう思っている。
いずれにせよ、物語的に「さらば」で終わったハズのアニメを製作し続け、次第に私を含むファンは「またか」と愛想を尽かし、さらに裁判にまで発展したのだから、一連の「宇宙戦艦ヤマト」作品は本当に後味が悪いものとなってしまった。











