タグ:展示, ムック, あ, アニメ画集・銀河鉄道999, ファンタスティック・アルバム, 銀河鉄道999, THE GALAXY EXPRESS 999, 少年画報社, 1979(昭和54)年
巻頭カラー | 思い描いていた時が来た 松本零士 気がついてみたらいつのまにかアニメーションの虜になっていた。どこへ行って何をしようとも頭の中はいつもアニメがフィルムが充満・・・・・・。寝てもさめても考えるのは、いつの日かつくる事を、つくれる事を願う、「大漫画映画」のフィルムの事ばかり、かくしてふと気がつくとぼくは大人になっていた。 机の上に漫画を描きながら時々は考えた。 「はて・・・俺の漫画映画はどこへ行ったのだろうか?」と。ぼくはマザコンではないから、母さん、ぼうしとはいわないが、アニメを手がけるという事は、時間との闘いでもある事に気がついて、どうしようかと考えたが、ぼくの信念は「なるようにしかならん」の一言のみ。「ヤマト」以前からメーテルや鉄郎は頭の中でぼくに話しかけてくれていたが、しかしやはりなるようにしかならず、かのヤマトでアニメを体験、多くの人々の助けを得て、今再びアニメにいどむ機会を得た・・・・・・。何よりも好きなメカニズムと共に、あたたかいメルヘンを共有した「銀河鉄道999」を今、スクリーンの上で動かす時を得た。この時のために僕は生涯の総てを漫画に賭けたのだ。ねいても笑っても、少年の日から夢見た、最後の舞台で格闘する時が来ているらしい。 いつのまにか・・・・・・古代の戦士にたとえれば、今のぼくは倒すべき宿敵、倒さなければこちらが命を絶たれる強敵と戦場で剣を交えているのだ。『銀河鉄道999』が上空にどとまり、メーテルと鉄郎がぼくの後ろにいる・・・・・・。 もう後へ引くわけにはいかない・・・・・・。 |
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収録 | BIGステッカー オリジナル・アニメピンナップ ミニポスター カラー・アニメセル ハイライト・シーン ミステリーツアー 銀河鉄道999の走った日 ワイドレポート プロデューサー300日の苦闘 独占!松本零士㊙メモ初公開! メーテル設定資料集 プレスルーム メイン・キャラクター特集 ㊙色指定資料集 メカ特集/美術特集 座談会 少年の心の中を走った銀河鉄道999 松本零士/高見義雄/野沢雅子/池田昌子/麻上洋子/肝付兼太/司会・金春智子 こぼれ話 挿入歌 やさしくしないで 声優特集①ワイドスペシャル 野沢雅子/池田昌子/麻上洋子/肝付兼太/井上真樹夫/田島令子/富山敬 声優特殊②声優の熱い48時間 イラスト・ズームイン これが録音スタジオだ! インサイド・レポート アフレコ台本完全収録 誌上ロードショー 愛読者プレゼント |
奥付 | 週刊少年キング増刊9月15日号『アニメ画集・銀河鉄道999』 1979(昭和54)年09月15日発行 |
原作・構成 | 松本零士 |
編集人 | 小林照雄 |
発行人 | 今井堅 |
発行所 | 〒112 東京都千代田区三崎町3-3-12 (株)少年画報社 ☎東京(262)代表3501 振替・東京20260番 |
特価 | 750円 |
備考 |