ロードショー特別編集 ヤマトよ永遠に(集英社)


タグ展示, ムック, , ヤマトよ永遠に, 宇宙戦艦ヤマト, 集英社, 1980(昭和55)年


 
コンテンツ

ロードショー特別編集 ヤマトよ永遠(とわ) 

『ロードショー特別編集 ヤマトよ永遠に』表紙 『ロードショー特別編集 ヤマトよ永遠に』背表紙
『ロードショー特別編集 ヤマトよ永遠に』裏表紙

詳細情報  

目次<特別付録>『ヤマトよ永遠に』オリジナル・ポスター
●ヤマト&サーシャ ピンナップ
●『ヤマトよ永遠に』ハイライト・アルバム
 ワープ・ディメンション完全再現
●キャラクター&メカ全紹介
●劇場用フィルムで構成 もう一度名シーン!
●ワイドピンナップ 古代進&森雪
 ヤマトNEWメカ
●『ヤマトよ永遠に』シナリオ再録
●こうしてヤマトはできた! 製作裏話
●全167枚! 永久保存版・設定資料集
●『ヤマトよ永遠に』主題歌集
 「愛よその日まで」「銀河伝説」「星のペンダント」
●ヤマトからのメッセージ・・・・・・西崎義展
●おもいでの名シーン・アンコール
 「宇宙戦艦ヤマト」「さらば宇宙戦艦ヤマト」
 「宇宙戦艦ヤマト―新たなる旅立ち」
編集後記●『ヤマトよ永遠に』でとても魅力的な新ヒロインはサーシャ。彼女は最初の1年間に地球人の17才にまで成長、あとは1才ずつ年をとっていく。でも子供時代が1年で終わっちゃうのは可哀そう。いちばん楽しいときだもの!(K)

●この3年、夏になるとヤマトが一緒です。夢にまで出てきますよ。前作以上のスケールの『ヤマトよ永遠に』のおもしろさをこの本でもう一度じっくり味わっていただければ、ヤマト担当者として、いい夏になるのですが・・・・・・(D)

●8月はヤマトの季節。ファンにとって待望の夏です。もちろん、もうみたでしょう今度のヤマト。やっぱり、アニメはヤマトだよね。このシリーズ、タイトル通りに、いつまでも”永遠に”続けて欲しいなァ。ねえみなさん・・・。(H)
奥付ロードショー特別編集 『ヤマトよ永遠に』
1980(昭和55)年09月20日発行
編集人蜂巣幸雄
発行人小島民雄
印刷所凸版刷株式会社
発行所株式会社集英社
東京都千代田区一ツ橋2-5-10
☎03(230)6345・編集 (238)2771・販売
定価580円
備考

購入  

ヤマトよ永遠に ロードショー特別編集 1980年 映画
ノーブランド品
1970/01/01 発売
ヤマトよ永遠に ロードショー特別編集 1980年 映画
¥2,980
2025/06/20 21:00 現在(Amazon)

コラム  

今回は特別に本書の編集後記を掲載することにした。当時のヤマトファンの気持ちというか、息吹を感じていただければ嬉しい。
今でこそ考えられないが、ヤマトシリーズはTVアニメ版を含め、劇場版アニメを毎年リリースし、ヤマト人気は加熱の一途であった。
ゆえに、本書のようなムック本や、ノベライズ本(これはムックの次に「展示」予定)も単行本や文庫本で出版されたり、ともかく「銀河鉄道999」と同じく「社会現象」になった。
戦争の記憶がまだ風化せず、戦地に出征した人たちや、その下の世代の大人たちが眉を(ひそ)める一方で、戦中・戦後世代の作家である松本零士先生を含むマンガ家やアニメクリエイター、そしてそれを支持する圧倒的な数の青年と少年少女が、日本にはいたのだ。
ある者は戦争と冷戦構造にある世界と社会を語り、ある者はヤマトの壮大なストーリーと宇宙を語り、ある者は森雪とスターシャやサーシャを語り、さらにメーテルと比較してその魅力を語る。
それで良かったし、私は子供ながらも実に楽しかった。
時代的に松本零士アニメが全盛期で、それこそ日本を席巻したワケだが、直接的にマンガ界やアニメ界、そして出版業界だけではなしに、様々な影響を広範囲に及ぼしたと思う。
だから「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」は、いつまでも当時の青年や少年少女の胸に宿り、今でも懐かしく思い出されるのだ。

2025(令和07)年06月20日 私設松本零士博物館(Facebookページ)掲載内容を一部改変・加筆

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